今日は4回目です。
原価は、業種によって製造原価や仕入原価などと呼ばれます
原価計算は、期首棚卸高
+期中仕入高
-期末棚卸高・・・で計算します
毎月末の実地棚卸高が計算されないと、正しい原価がでません
毎月末の実地棚卸高を容易にするためには、適正仕入と
適正在庫管理が必要となります
原価は、すべての支払いの中で一番多い経費です。
原価を制するものは、利益を制するともいわれています。
高い人件費を捻出するためにも、真っ先にここをチェックしましょう。
毎月の試算表を見ると、毎月末の実地棚卸がされていない企業をたくさん見かけます。
年に1度の決算時だけに実地棚卸をしているわけです。
例えば、その月に多く仕入れたら、棚卸をしていない場合、その月は赤字になるかも。
そして、次の月では仕入れが少なくなるので、大幅な黒字になるかも。
毎月の正しい損益を見るためには、毎月末の実地棚卸は欠かせません。
仕入れが多すぎると、その分支払いも増えます。
資金繰りを平準化するためにも、毎月末の実地棚卸は必ずやりましょう。
正しい損益計算書で現状把握をしっかりと。