財務改善道場

2018.10.08

個人と会社の利益の関係図

【資料】 個人と会社の利益の関係図.pdf

 

ブロックパズルを見ても、経営者と社員では、その立場の違いから見るポイントが違ってきます。経営者にとっては「利益」、社員にとっては「人件費」でしょう。
この立場からくるポイントの違いを2つの図で表してみます。
まず社員の年収を右に記入します。(年収でも月給でも構いません)左図の会社の損益をブロックパズルに表示します。そこで比較してみると、

 

  1. 会社の売上は社員の給与(年収)
  2. 会社の原価は社員にとっては社会保険・税金
  3. 会社の粗利益は、社員にとっては手取り
  4. 会社はこの粗利益から人件費やその他の経費(固定費)を払い、残ったものが利益となります。

社員の立場では、この手取りから生活費を差し引いて残りが貯金となります。これがこの図の左右のそれぞれの見方になります。

 

次に社員は、自分の給料(年収)をアップしたいと思ったら、いくら粗利益や売上をアップしなければならないかが分かります。即ち、会社のブロックパズルの「人件費」の部分にアップ後の自分の給料(年収)を入れることで、自分があといくら頑張ればよいかが分かります。

 

この時のポイントは、図にある労働分配率と粗利益率です。ここが変わらなければ、社員は粗利益を上げることまたは、売上そのものを上げること。しかし、労働分配率や粗利益率が変われば、この公式は変化します。

 

具体的な公式は、(上の【資料】)図の下⑥に書いてありますので、参考にして下さい。

経営者の方へCDのご案内